四極会会長挨拶
~令和5年(2023年)年頭のご挨拶~
令和5年 新年ご挨拶
一般財団法人四極会
会長 三浦 洋一
新年 あけましておめでとうございます四極会会員の皆様には輝かしい新年をお迎えのこととお慶びを申し上げます。
年頭にあたり 一言ご挨拶を申し上げます。
【昨年の振り返り】
昨年は、「経済学部創立100周年」を迎えた記念すべき年でした。平成29年10月に「100周年記念事業実行委員会」を立上げ、5年余りに亘る準備期間を経て、新型コロナウイルス感染拡大の中ではありましたが、6月25日に、無事、記念式典を終了することが出来ました。これはひとえに実行委員会のメンバーの皆さまはもとより、大学関係者のご尽力のお陰でございますが、何と言っても、四極会会員の皆さまのご理解と絶大なご支援、ご協力があったからだと感謝申し上げます。
ただ残念なことに、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、前夜祭や祝賀パーティーができませんでした。それについては、2年後の四極会自体の100周年(高商第1回卒業生輩出)を機会と捉え、細やかではありますが、それに代わる催しを企画したいと思っています。
100周年記念事業については、記念講堂の整備や経済トップセミナーの開催、記念芸術文化祭「自遊展」の開催、記念碑の建立等、計画した事業の大半は完了致しました。今年3月末を目途に、残された事業である「記念誌・記念ビデオの制作」「100周年記念基金の造成」について、現在、取組中であります。近々、会員の皆さまには完了のご報告ができるものと思っています。
【今年への思い】
「経済学部創立200周年」に向けて101年目がスタート致しました。この中で、大きな課題は、昨年の「経済学部創立100周年」を契機として、経済学部に対する「四極会の存在意義」と経済学部を支える「四極会組織の充実・活性化」について、今一度、議論してみることにあると思っています。
ただ、この課題はそう簡単には解決できるものではありません。四極会会員の皆さまの協力を頂きながら、一歩一歩、愚直に取り組んで参りたいと思います。
経済学部創立101年スタートの今年度は、四極会として、特に次の点に取組むことを目標に置いて参ります。
- ① 平成29年7月の「支部と本部の在り方等に関する委員会」答申を基に、支部と本部の意見交換の場を充実させ、「四極会」の活性化策を議論していきます。
- ② 「四極会」のコア会員の把握に努め、ITを活用した連絡体制を構築します。具体的には、会員のメールアドレスの取得方法を検討し、実行策を検討します。また、HPの更なる充実を目指し、「四極会」の活動内容の周知を図って参ります。
- ③ 将来、「四極会」を担う現役学生の思いを重視するため、現役学生との「四極会」対する意見交換の場を企画します。
- ④ 現役学生や新入生に対して、「四極会」の意義や役割・活動の周知策を強化します。
- ⑤ 異動する四極会会員や新卒学生の接点強化のための支部通信員のリストを充実し、HP上に公開を検討します。
- ⑥ 経済学部教員との接点強化を目指します。
【おわりに】
私の座右の銘は「不易流行」です。微力ではございますが、本部、支部、四極会会員の皆さまのお力を頂きながら、これまでの「四極会」の輝かしい歴史と伝統を守りつつ、この一年、新しい「四極会」の構築にチャレンジして参る所存です。
12,000余名に亘る四極会会員皆さま方の、今年一年のご多幸とご健勝、「四極会」の益々のご発展を心からご祈念申し上げ、令和5年の年頭のご挨拶とさせていただきます。